2010年3月10日水曜日

『テレビは政治を動かすか』

小泉政権時に「メディア政治」が活性化した経緯がよくわかりました。

小泉元首相としては、俗に言うB層を確保するためにテレビを活用したかった。マスコミとしては、数字のとれるネタを探していた。(数字のとれるネタの条件として以下が挙げられます。「シンプルなメッセージであること」「善・悪の二項対立にできること」「キャラクター人気があること」など。まだまだあるとは思いますが。。

双方のニーズが一致して劇場型政治が始まり、ヒットして新しい数字のとれるカテゴリーとして認知された結果、小泉退陣後もマスコミ主導でメディア政治が氾濫しているのでしょう。

シルクの振り方とスポールブールのバックスピン

鳩マジックのために、地道にシルクの扱い方などを練習することにしました。シルクを上に振り上げたときに、S字ではなくまっすぐ落下した方がきれいに見える、という点を意識しました。これがなかなか難しいと思いきや、スポールブール(ペタンクも同じ)のバックスピンと同じスナップの使い方で、きれいに真下に落下することがわかりました。(たぶんね、少なくても自分にはまっすぐ落下しているようにみえるのだが・・)手の位置は動かさずに、スナップをきかせて上に振り上げる。しばらくこれを意識して練習してみます。

2010年3月9日火曜日

『「テレビ政治」の内幕』

メディアによる愚民化政策に警笛を鳴らす趣旨の本。すべての主張が事実かどうかはわからないが、メディア・リテラシーの二極化が進んでいることがよくわかった。英語力と考える力の2つを持たない人には、正確な情報を得ることはできないだろう。

①振り込め詐欺被害者とマスコミの政治報道に踊る人は「騙されたことに気付きたくない」というニーズを共通して持っている。

②民主党政権は、テレビがつくり、テレビが維持している。政権交代も、事業仕訳も、マスコミの格好のネタだ。

③テレビ視聴率と民主党への投票率は比例していた(前回の総選挙において)。

④ヤミ法案(外国人参政権、人権擁護法など)が通ると大変なことになる。

2010年3月8日月曜日

結婚式で鳩を出す

学生時代に所属していた奇術愛好会の高校生の練習会に参加して、鳩マジックを習ってきました。

「結婚式で鳩を出す」という人生の100のリストのうちの1つを叶えるための第一歩が無事踏み出せました。本当にできるのか、ひさしぶりに不安な気持ちでいっぱいのこのプロジェクトでしたが、「できる!」という確信にかわりました。4月以降、ちょくちょく奇術愛好会の練習会に参加させてもらうことにします。ただ、プロダクション系手品は初めて(というかクロースアップ以外ほぼやったことがない)なので、シルクの扱い方などの基本技術から、手品のルーティーンの組み方まで、やらなければならないことは山積みです。なんとか頑張って成功させよう!

でもそれにしても、奇術愛好会の現役の人たちのあくなき探究心には頭が下がります。マジックっていろいろ奥が深いですね、鳩以外のマジックもまた本格的にやりたいと思っています。

2010年3月4日木曜日

ペタンクのティールのコツ

最近一日一度はボールをティールを練習するようにしています。雨が続いているので、地元に高架下公園があってよかったです。日々ヒット率ががっているような気がします。気を抜くとコツを忘れるので、忘れる前にblogに書いておこう。

①とにかくアームをまっすぐにして投げる
  ※脱力すること、余計な力が入るとぶれる(時計の振子のようなイメージ?、テイクバックを大きくとると振子効果が大きくなり、ぶれにくくなるかも?)
  ※指先だけはしっかりと意識する、多少力が入る(?)のは、ボールを巻きこむときと指先からリリースするときの2ヶ所のみ
②スピンをかけるために、ボールは思いっきり巻きこんで持つ
  ※スピンがしっかりかかっているからカローになる
③全体的に動作をゆっくりする
  ※初心者はどうしても投げる段階で手の振りが早くなってしまい、すっぽ抜けたりします
  ※蝶のように舞う(蜂のように刺す?)
④目的球をしっかりと見据える
  ※ティールの場合は目的球を見据えますが、ポワンテの場合はラドンネを見据えます
⑤リリースの際、視線と目的球と中指/薬指が一直線になっているのを確認する
  ※スポールブールを始めたばかりのとき、伊久美さんから投げる直前までは目的球、投げるときは指先を見なさいと言われました。視線を変える意味がよくわからずピンとこなかったのですが、おそらく視線は同じだが、視線上に指先が入ってきて、結果的に指先を見ていることになる、というように解釈しました この解釈にたどり着くまでに、けっこう時間がかかりました
⑥ボールは中指と薬指の間から出ていくイメージ
  ※ペタンクにもあてはまるのかどうか定かではありませんが、解釈に時間がかかったことの一つです 指の長さは、中指>薬指>人差し指・・・という順番であることが多いので、より長い指先からリリースした方が、スピンがかかりやすいということではないかと解釈しました
⑦テイクバックをとるタイミングでかるくひざを入れる
  ※いまのところは、リリースのタイミングではひざを使っていません リリースのタイミングでひざを使うのは、目線(の高さ)がぶれるのでよくないと思いました 自分のイメージは、テイクバックをとるタイミングでひざ(と目線)を少し低くしてその位置で固定するということです
⑧リリースと反対の腕をうまく使って体を平行にたもつ

大学は使える!

本日から上智大学のエクステンション・カレッジに通い始めました。ここ2年くらい出張が多かったこともあり、英語でOne to Oneのコミュニケーションなら多少難しい話でもなんとかできますが、MeetingやDiscussionになると思考停止に陥ってしまいます。なんとか現状を打破したいと思っていろいろ語学スクールなどを探した結果、大学の授業がもっともコストパフォーマンスが高いのではと思い、早速入学しました。(なんと1時間あたり2,000円以下!)上智にしたのは、ちょうど3月に一ヶ月間の集中講座があったから。お試し的に受けてみてよければ、4月からは母校併設の外国語学校に通おうと思っています。(そちらはさらにコストパフォーマンスがよく、1時間あたり1,000円以下!!)

まだ初回ですが、概ね予想どおりでした。大学の講師で教えている方が先生なので授業がしっかりしている点が評価できます。(質の悪い語学スクールのように、旅行者を雇用しているわけではない)ただ、よくもわるくも大学の授業そのままという感じはします。ただそれはそれで、学生時代が懐かしいので個人的にはOK!18:45Startで週2回というのが、社会人には正直厳しい時間なので唯一のネックですが、なんとか時間を捻出して頑張ります。

2010年3月2日火曜日

『マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった』

旅行で行ったネパールで、「本を持って帰ってきてください」と言われて、本当に中古本を集めてネパールに戻ったところからRoom to Readの活動は始まった。どこかで聞いたことがあるような。。。「カバレには教育が必要です。ここに学校を建ててください。」 8年前この一言で僕は学校を建てにウガンダに戻った。結局学校は建てなかった。その後社会起業家というものに対するワクワク感もなくなっていた。そんなワクワク感を取り戻させてくれた一冊。

なぜ僕は学校を建てずにゲストハウスを建てたのか。なぜ学校を建てに行く人がいるのか。探していた質問の答えが巻末にあった。「考えることに時間をかけすぎず、飛び込んでみること。」 あのとき、現地のニーズだなんだって考えずに学校を建てていたら・・・、いま自分は何をやっていたんだろう。今日この本に出会って、自分はこれから何をやっていくんだろう。

あまりに素晴らしい本だったのでかなり脱線してしまいました。。

●Room to Readの慈善活動の新しいビジネスモデル
 ①活動の成果や出費の内訳を詳細な数字で報告する。
 ②人件費などの運営コストを抑え、実際の活動に最大限の投資をする。
 ③地域社会も資金や労働力を提供し、住民が主役となってプロジェクトを定着させる。
 ④地元の優秀なスタッフを集め、地元の文化に合わせたプロジェクトにする。

 ・「寄付をする選択肢は数えきれないほどある。彼らがRoom to Readを選ぶ理由が必要なのだ。」
  ⇒寄付者のニーズを考える必要がある。「寄付者」と「被寄付者」の双方のニーズを満たす解決策が必要だ。
  ⇒寄付者自身に宣伝活動をしてもらう。自分の寄付で建った学校の写真を友人に見せれば、自分も寄付をしようと思う人が増えるはず。

 ・「真の起業家は、どのようにすればいいかまったくわかっていなくても、新しい製品やサービスを世界に向けて堂々と発表する。いったん大胆な目的を発言すれば、そのもとに大勢の人が集まる。」

 ・「援助計画を成功させる唯一の方法は、地元の住民にも労働力と少額の資金を提供させることだ。」

 ・「経験の少ない慈善活動が見過ごしがちなスキルのうちもっとも重要なひとつは、自分たちのビジョンやビジネスモデルやプログラムを、寄付してくれそうな人に売り込む能力だ。」

●最貧国の教育の現状について

 ・「男の子を教育することは、その男の子を教育することにしかならない。女の子を教育することは、家族全体と、さらには次の世代をも教育することになる。」

 ・「教育は貧困から抜け出す唯一のチケットである。」
  ⇒貧しい人は教育を受ける余裕がなく、教育を受けていないのでいつまでも貧しいままだという「貧困のラットレース」からなかなか抜け出せていない。

●名言
 ・「自分がどれだけ多くのことができ、どれだけ多くのものになれるかという可能性を知れば、どんな人間も不安でたまらなくなる」(キルケゴール)
 ・「1人の死は悲劇だが、100万人の死は統計上の数字でしかない。」(毛沢東)
 ・「バンドエイドをはがす方法は二つある。痛いけどゆっくりはがすか、痛いけど一気にはがすか。」

●その他アイディア
 ・「たんなる旅行者にはなりたくなかったから、自分たちで寄付金を集めればいいと考えたのだ。」
  ⇒旅行に旅行以上の「+α」を持たせることは、旅行者として賛成!

ダボス会議報告会2010

2/28(金)にダボス会議報告会2010@六本木ヒルズに行ってきました。
印象に残っている話は以下3つでした。

①2000年の段階から日本は何も変わっていない
  何をもって変わったというのか定義はいろいろあるかと思いますが、少なくとも2000年のダボス会議のおける日本のプレゼンスと2010年のダボス会議における日本のプレゼンスは変わっていなかったようです。

②日本として日本人としてではなく、「個人」で成果を出しなさい
  世界の難題を解決すれば、それがイコール日本や日本人のプレゼンスに繋がるのでしょう。

③こども版のダボス会議
  参加者からの質問でしたが、某出版社が日韓の「こども版ダボス会議?」を企画しているそうです。 意義あるものになるかどうかは企画次第だと思いますが、面白そう。なにかそういう題材ないかな。

2010年3月1日月曜日

ラドンネをどこにするか?

 ペタンクのポワンテについて、「ビュットに近づけようとして投げる」のではなく、「ラドンネを決めてそこに正確に落とす」のが正しい考え方だと思います。(ペタンク経験は決して豊富ではないので、次のエントリーでは言ってることかわってるかもしれませんが・・・)
 言いたいのは、物事は再定義することで飛躍的に簡単になる(可能性がある)ということです。他にも、たとえばカジノのブラックジャックでは「自分が21に近づけるゲーム」から「親をバーストさせるゲーム」という定義の変換が有効だと思います。