学生のときに通っていた「プロダクトマネージャー養成講座」に、会社からの派遣で一年間通うことになりました。本来なら一年間(計22日間)で40万円程度かかる講座ですが、学生は無料聴講生という制度があり、その恩恵にあずかっていました。自分にとって、いまの会社に入社する直接のきっかけであり、またプロダクトマネージャーという職に就いたきっかけでもある、人生に多大な影響を与えてくれた講座です。
門前仲町など滅多に行く機会がないので(ペタンク屋さんはありますが)、7年ぶりに通る道が懐かしかったです。大江戸線が開通し、駅は変わりましたが、それ以外は変わらぬ道、変わらぬ研修会場、変わらぬ講座の看板、そして変わらぬ(少しお年を召されましたが)先生、全てがとても感慨深く、またそんな自分を客観視して、あれからずいぶんと年を重ねたのだなぁと感じました。
講座ですが、プロダクトマネージャー?マーケティング?という状態だった学生のときと比べて、さすがに視点が全然変わってきますね。あのときはまだ学生だったから、27歳での差は埋まらないと言われても特に思うところはなかったですが、いま同じことを言われると、あらためて自分はちゃんとやってきたのかと若干不安も感じます。また、学生のときはまるで意味が分からなかった言葉の一つ一つが、いまの自分にとって意味のある言葉として入ってきます。
社会に出てから5年間、プロダクトマネージャーという仕事をしてきましたが、
「5年間で、一人前のプロダクトマネージャーになれているか?」
と問われるような気持ちでした。
「この世界で勝負をかける。」
そう腹をくくって、この一年間主体性を持って受講しようと思います。
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